基礎の上に築く「個性」
話し方や考え方、どんな人にも個性は備わっています。
演奏にそれを反映するために欠かせないのが、「基礎」の技術。伝えたい感情があっても、言葉がわからないと話せないですよね。
言葉を手に入れたら、物語を紡ぐ時間です。目指すは多彩な語り口、より精細な物語。何に共感し、何に心揺さぶられ、何を語らうのか。
感じ、考える時間が、あなたの個性を深めます。
自分をよく知ること。
理想をより具体的に描くこと。
レッスンでは、そのためのお手伝いを致します。
ことばのチカラ
「もっと表情をつけて」「甘い音で」「感情を込めて」…ピアノの指導でよく登場するアドバイスです。 そして、多くの人が疑問に思うことでしょう…
どうやって?
私がレッスンを始めたのは、この疑問に真正面から向き合うためでした。
ピアノという楽器は、鍵盤を押して、ハンマーで弦を叩いて音を出す。色々な心情を伴って演奏する中でも、この物理現象だけは変わりませんよね。
例えば「甘い音」一つ出すためにも、「鍵盤を押すスピードを下げる」か、「倍音を拾うように意識する」のでは、得られる効果は全く異なります。 でも、これを言葉で説明するのには労力が必要です。
楽器を弾くというのは、全てが物理的に解決できる事象ばかりではありません。だからこそ、自分自身でコントロールできること・そうでないことを切り分ける必要があると思います。言葉はその大きな手助けになるはずです。
より多くの言葉の引き出しを持って、あなたの音楽観を確固たるものにしましょう!